ワタナベ日記

大学生のコバナシです

秋の気配を微塵も感じない10月

10月22日、ニットや長袖をぼちぼちタンスから引っ張り出す頃だろう。一方私は現在白Tを着て汗だくになっている。半袖を買い足そうと思っているところだ。

フィリピンに来て予想に反していたことのひとつに、日本のものが手に入りやすいことが挙げられる。例えば、食。日本人が経営している本格的日本食レストランもあれば、餃子の王将・富士そば・道頓堀・元気寿司・山頭火などなど、日本でもお世話になる食事処がフィリピンにもある。他にも、ユニクロやダイソー(こちらはP88均一)といった日本企業がどんどん進出しているのだ。だから、日本水準に近い生活もしようと思えばできる。私は折角こちらに来ているのだからと、最近はこれらをあえて避けていたりする。ただ、異国の地で母国を感じられる場所があるというのは心強い。

ただ、気候というものは人間がいくら頑張っても変えることはできない。私が今やりたいことは、ニットを着てイチョウ並木をきのこ帝国を聞きながらメランコリーになって歩くことだ。

先日、クラスメイトに「日本に帰ったら何をしたい?」と聞かれて考えた結果、

・湯船につかる(強いて言うならスーパー銭湯)

・寒さに凍える

・白い息を吐く

・寒い冬に彼の右ポケットにお招きされる(日本に帰っても叶わない)

私はお湯と寒さを求めていることが分かった。ないものねだりもいいところです。

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